設備屋/製造屋の割合が示す製造業の人員配置思想

図面,現場デジタル化

NEONEEETです。

設備屋の人数は少ない方がいい!

解釈が難しい発言ですね・・・。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事は、設備屋/製造屋の割合が示す製造業の人員配置思想を知ることができます。

設備屋/製造屋の割合が示す製造業の人員配置思想

今回の記事では、設備屋/製造屋の割合について解説します。

これは装置産業の業界で使う発想です。

装置産業という製造業で、製造に従事する製造屋と、設備に従事する設備屋の割合を

設備屋/製造屋

という割合で表現します。

この数字は業界や会社によって差があります。

そこから運転や設備に対するある程度の思想を読み取ろうという狙いです。

設備屋/製造屋=0.3~0.6

化学工場の設備屋/製造屋は0.3から0.6です。

なお、私が働く会社では0.2くらいです。

設備屋の人数を極端に削っているのか、製造屋の人数が多すぎるのか

という点が課題ですね。

バッチは小さく連続は高い

設備屋/製造屋はバッチ工場では値が小さく、連続工場では値が高く出ます。

  • バッチ工場では手作業が多く、製造屋の人間が多い
  • 連続工場は監視がメインであり、製造屋の人間が小さい

こうしてみると、設備屋/製造屋の大小は製造屋の人数に左右されそうですね。

製造屋の人数は削減方向

現に、バッチ工場でも自動化を推進して、製造屋の人数をカットする方向にシフトしています。

これはバッチ工場で1班4人で回している個所を、3人・2人と絞り込む作業。

売上が高い生産品目は連続生産ができるような仕組みを作っていき、人数を削っていく。

その分を、売り上げが低く生産日数も少ない生産品目に人を割り当てる。

こういう発想です。

そもそも売り上げが出ない生産品目はカットすべきですけど、製造責任があって作り続けないといけません。

そこに設備投資をしたくないから、人を割り当てます。

製造屋の人数は投資をするこでカットする余地があるのは確かです。

設備屋の人数はこれ以上は下げれない

でも設備屋の人数はカットが難しいです。

そもそも設備屋の人数が少ないですからね

設備の故障率を極端に下げることはできず、

設備屋が担当する範囲を極端に広げることができないため、

これ以上の設備屋の人数を削減することができません。

例えば10プラントあったときに、私が働く会社では昔は1プラント1.5人で15人くらいは

設備屋が配置されていました。

これが2020年現在では、1プラント1.0人つまり10人程度に削減されています。

でも、これが1プラント0.5人まで削減できるかというと、それは難しいでしょう。

設備を自動化・連続化することで製造屋の人数は削減できても、

DXを進めることで設備屋の人数が削減できるわけではありません。

DXが作業の効率化やメンテンナンスの高度化には寄与して、残業時間を削減できる余地はありますけど。

最後に

設備屋/製造屋の割合が示す製造業の人員配置思想を解説しました。

化学工場の設備屋/製造屋は0.3~0.6くらいです。

バッチは小さく連続は高いです。

製造屋の人数は削減方向・設備屋の人数はこれ以上は下げれない

この記事が記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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