【鉄・ステンレス・非金属・ニッケル基合金・高級金属】バッチ系化学工場で使う材質一覧

材質材料

NEONEEETです。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、バッチ系で使用する材料の種類を知ることができます。

バッチ系化学工場で使う材質のまとめ

バッチ系化学工場で使う材質に限定して、リストアップします。

  • 鉄(SS400,FC200,SGPなど)
  • ステンレス(SUS304,SUS316L,SUS329など)
  • 非金属(ガラス,PTFEなど)
  • ニッケル基合金(ハステロイCなど)
  • 高級金属(チタン,タンタルなど)

鉄、ステンレス、ガラスが基本

バッチ系化学工場なら、この3点セットで9割はカバーできると思います。

特に鉄とステンレスがほとんどです。

鉄は配管ならSGP、SGPW、STPG、装置ならSS400、FC200、FCD400などです。

ステンレスはSUS304,SUS316Lです。

ガラスは安価で高温・耐酸性という特徴があり、重宝されています。

ガラスで駄目な場合は・・・

上記3点セットの中でもガラスが駄目な場合には、他の手立てを考えます。

PTFEは温度と透過性

PTFEは温度が高く取れませんが、耐酸・耐アルカリどちらにも使えます。

アルカリ薬液などを使う場合に、PTFEライニング容器を使う場合があります。

PTFEは透過性が高いので、例えばCl系の薬液ならCl分がPTFEを透過して、金属母材を腐食させることがあります。

汎用性を考えればガラスに軍配が上がります。

ハステロイCが第二候補

ガラスで駄目なら、ハステロイCが次の候補足りえます。

ガラスより高価ですが、汎用性も十分にあります。

その意味で、ハステロイCは第二候補として考える人が多いと思います。

二相ステンレスは精査が必要

二相ステンレスを採用しようとすれば、精査が必要です。

金額が高いため、汎用性を持たせることはできず、設備の一部分に使う程度で留めないといけません。

ガラスで10年持つなら、ガラスで10年で定期交換する方が良い。二相ステンレスは高い。

そういう判断ができるプロセスは多いと思います。

高級金属も二相ステンレスとほぼ同じ扱い

チタンやジルコニウムは、バッチ系ではほぼ使いません。

使うのであれば、使用条件をよく考えて、適用範囲を限定しなければいけません。

最後に

バッチ系の工場では、鉄・ステンレス・ガラスの材質を非常に多く使います。

この3点セットを理解しておき、他はオプションだという理解でいると、全体把握がしやすいと思います。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました