【水・臭気・音】化学工場で起こる環境の悩みごと

トラブル法律

NEONEEETです。

この記事は、化学工場に興味がある人を対象にしています。

この記事を読むと、化学工場で起こる環境の悩みごとについて知ることができます。 

化学工場で環境問題が起きれば終わり

化学工場では環境に影響を与える、有害な物質を扱います。

適切な処置をしていない物質を、環境中に放流すると、日本だけでなく世界的な問題に発展しかねないです。

だからこそ、化学工場では環境規制に対して非常に敏感です。

環境問題が起きれば、事業継続が不可能になる。

この危機感で環境問題に取り組んでいます。

こちらの記事も参考にしてください。

今回は、化学工場で起こる環境の悩み事について解説します。

化学工場で起こる環境の悩み事

化学工場では多量の液体を扱います。

そのうち使わなくなった液体分の廃棄が環境への問題となります。

環境という文字はかっこよく見えますが、

廃棄という文字は泥臭いイメージがあるでしょう。

その廃棄が化学工場の事業において極めて大事です。

廃棄システムが正常に機能しなくなった瞬間に、工場は止まります。

原料と並ぶ生命線の1つです。

液体の中でも水、すなわち排水の処理は環境への影響が大きいです。

活性汚泥処理・BT(Biological Treatment)処理などの世界になります。

バッチ系化学工場でもBTだけは連続運転であり、

BT処理が安定的に行われないと、生産はできません。

生産をしていないときにも、生活排水等は発生し続けます。

汚泥への栄養分を、生産時とは違う形で供給しなければいけません。

365日休むことなく運転しないといけないのがBTであり、

排水処理も24時間休むことなく処理しないといけません。

臭気

水と同じくらい大事な環境問題がガスです。

水もガスも規制は非常に細かく定められています。

試験方法も非常に細かく、専門の分析員が必要。

水による環境への問題海や川の生物への影響という形で発覚しますが、

ガスによる環境への問題は発覚がしにくいのが問題です。

人の嗅覚で「何か臭い」と感じる方が遥かに早いです。

化学工場の近くにお住まいの方は、この感覚に非常に敏感です。

常にモニターしていただいていると言っても良いでしょう。

水とガスに比べて、少し重要度が落ちますが音も大事

夜間に運転していると、地域住民の迷惑になる可能性があります。

これを言い出すと、電車や道路の方が遥かにうるさく

爆音を上げるバイクやスクーターもあるくらいですが…。

化学工場はその意味で目立ってしまいます。

固定された場所があり、何をしているか分からない閉鎖性がある。

日常の不満のはけ口として使いやすいのが化学工場です。

化学工場は地域住民に対しては立場が弱いです。

「その場所を使わせてもらっている」

という感覚が強いですので。

「お客様は神様」の思考がまだ残っていますが、徐々に薄れていっている方向です。

音については、工場の敷地境界での測定を行い、

基準値以内に入っているかをモニターします。

工事などでやむをえず騒音が発生する場合は、地域住民に対して事前に通達します。

こういうコミュニケーションをするのも、環境管理者の役目です。

工場にボイラーや焼却設備があると、必ずこの問題が起きます。

「工場の排煙口から黒い煙が出ている」

こうなれば否が応でも目立ちます。

というよりほぼ終わりですね。

黒い煙でなくても、水蒸気の白い煙が上がっているだけでもクレームが出る世界です。

冷水塔・クーリングタワーでもこの問題は起こります。

だからこそ、白煙防止対策というオプションが付いているくらいです ^ ^

機電系設計者・プラントエンジニアは環境に対する意識が低い

化学工場としては環境に対する活動を積極的に行っています。

ところが、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアこの意識が低いです。

  • 騒音を出しても我関せず
  • 紙を大量に廃棄しても気が付かない
  • 危険な薬液が入った排水を廃棄しても関係なし

技術系とはいえ、環境問題に関しては素人以下

これが化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアの実態です。

私が働いている会社でも機電系設計者・プラントエンジニアの99%はレベルが低いです。

最後に

環境問題はますますクローズアップされていくテーマです。

世界的にそういう方向です。

変わらない日本でも、変わらざるを得ない分野。

それでも変わらない機電系設計者・プラントエンジニアは、今後立場が怪しくなっていくでしょう。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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