【基本】塩ビ(塩化ビニル)配管は施工がかんたん

配管配管

NEONEEETです。

塩化ビニル配管はなぜ世間一般に使われるのですか?

化学工場目線だと気が付きにくいですよね。

どういうことでしょうか?

化学工場に居ると、鉄の配管と溶接が一般的だと思うからですよ

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、塩化ビニル配管が世間一般に使われる理由を知ることができます。

塩ビ(塩化ビニル)配管は世間一般に使う

塩化ビニル配管は世間一般に使われます。

塩化ビニルは水関係を中心に幅広く使われます。

  • 耐食性が高い
  • 内面の表面粗さが小さい
  • 施工しやすい

化学工場では、耐食性が高いという概念は成立しませんが、世間一般には適用できます。

酸やアルカリに強いという意味で耐食性が高いです。

化学工場で頻度の多い有機溶媒には耐食性が低いです。

内面の表面粗さが低いと、ポンプ動力を削減できたり、洗浄しやすいなどのメリットがあります。

化学工場では送液配管距離が短いので、表面粗さはあまり問題になりません。

化学工場でも塩ビ(塩化ビニル)配管が使われる理由は「施工性」です。

今回は、塩ビ(塩化ビニル)配管の施工性の良さについて、解説します。

塩ビ(塩化ビニル)配管が世間一般に使われる理由

塩ビ(塩化ビニル)配管が施工が簡単だと言われますが、その具体的な内容を見ていきましょう。

軽い

塩ビ(塩化ビニル)配管は非常に軽いです。

塩化ビニルの比重は1.4程度です。

の比重は8.0程度。

約1/6の軽さ。

40Aのの配管5mは約20㎏です。

これを人が1本1本現地に運版するのが化学工場。

肩に配管を担ぐ姿は日常的に見れます。

これが塩ビ(塩化ビニル)配管では約3kg

軽いですよ ^^

地上を運搬するだけでなく、高所に配管を持ち上げる時にも有利。

作業性が大きく違います。

切りやすい

塩ビ(塩化ビニル)配管は切りやすいです。

ノコギリでガリガリ削れます。

鉄の配管はいかがでしょう。難しいですよね

ノコギリで手動で切れなくもないですが時間がかかります。

自動切断気が必要になるでしょう。

塩ビ(塩化ビニル)配管は、現場で配管寸法を計測し、その場で部品を切断することが可能です。

鉄の配管なら寸法を測定した後に、加工場で切断しないといけません。

現場と加工場の往復が発生します。

鉄の配管は、移動時間が必要という意味で作業性が悪いです。

繋ぎやすい

塩ビ(塩化ビニル)配管は繋ぎやすいです。

切りやすければ、繋ぎやすい

こう考えても良いでしょう。

繋ぎやすい最大の理由は

溶接が要らないから

これは非常に大きい。

溶接に必要な工具は非常に多いです、

溶接機・電源・溶接棒・・・

いろいろな設備が必要です。

塩ビ(塩化ビニル)配管は接着剤があれば完結します。

塩ビ(塩化ビニル)配管の注意点

日光に弱い

塩ビ(塩化ビニル)配管は日光に弱いです。

太陽光で劣化します。

数年でボロボロになります。

手や足で簡単に破壊できます。

変形する

塩ビ(塩化ビニル)配管は変形しやすいです。

「加工しやすい」というメリットの逆です。

温度変化に弱いです。

高温の蒸気や水を流すと、配管が撓んだり曲がったりします。

これが液たまりやガスたまりの要因になります。

最後に

塩ビ(塩化ビニル)配管は施工がしやすいというメリットがあり、世間一般に使われます。

化学工場でも同じように使う機会はあります。

化学工場で一般に使う鉄の配管との比較をすると、塩ビ(塩化ビニル)配管のメリットデメリットが見えるでしょう。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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