【素朴な疑問】乾燥砂は化学工場で何のために使うの?

トラブル資格

NEONEEETです。

液が漏れました

砂で吸収させよう!

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、乾燥砂を化学工場で使う理由を知ることができます。

乾燥砂を化学工場で使う理由

消防設備士や危険物乙4で消火設備を見てみると、こんな単語が目につきます。

乾燥砂

消火設備の区分上は第5種に相当します。水バケツなどと同じですね。

これ、ちょっと疑問に思いませんか?

特に化学工場になじみがない人には、違和感があると思います。

化学工場の機械エンジニアでも乾燥砂の用途を知らない人が多いです。

その割に現場には目立つように「乾燥砂」って掲げています。

今回は、乾燥砂の現場での使い道を紹介します。

窒息消火

乾燥砂の本来の目的は、窒息消火です。

燃えている部分に砂をかけて消そうというもの。

例えば、油が床面に少し漏れて、火が付いた時に使います。

もっと小さな火の場合は、靴で消しますよね。たばこが良い例です。

たばこよりは大きな火でも、窒息消火が狙えます。

油の場合は、水を掛けてはいけませんし、

いきなり消火器や消火設備を使うというのも困ります。

選択肢は多い方が安心ですからね^^

酸性液の吸収

バッチ系化学工場では酸性液の吸収に使うことがあります。

これも微少量をターゲットにしています。

液が漏れた時に、そのまま気が付かずに排水溝を伝って、

環境処理設備に流してしまうと大問題です。

漏れた液の処置は絶対に必要です。

漏れた液量が多いと手段は限定化されますが、

液量が小さいと簡単な処置ができます。

乾燥砂に吸収させます

漏れた液に砂をかぶせて、吸収させます。

これをスコップですくって安全な場所で中和処理。

極端に言うと、砂なら地面の砂でもある程度は使えますが、

雨で塗れた土は使いにくいですからね。

ウェスは危ないですからね!

土のう

乾燥砂は土のうの代わりとしても使えます。

土のうは液をせき止めるためにあります。

化学工場では防油堤や油分離槽に対して使います。

また、危険物屋外タンク貯蔵所を生産しながら工事する場合に、

液の漏液を防ぐためにも使います。

最後に

乾燥砂を化学工場で使う理由を紹介しました。

窒息消火・酸性液の吸収・土のう

少量の酸性液の吸収というのが意外な使い方ではないでしょうか。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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