【実務】機器の仕様を確定できない段階で発注するコツ

機械見積

NEONEEETです。

機器設計が工事資料作成に間に合いません。

適当でいいんだよ!

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、機器の仕様を確定できない段階で発注するコツについて知ることができます。

機器の仕様を確定できない段階で発注するコツ

今回の記事では、機器の仕様を確定できない段階で発注するコツを紹介します。

化学工場のプロジェクトでは、

プロセス設計 → 機器の基本設計 → 機器の詳細設計 → 機器発注

という流れと

プロセス設計 → P&ID作成 → 配管図作成

という流れをコンカレント的に実施しないといけません。

ここで機器納期が12か月を越えるケースが、バッチ系化学工場ではたまに存在して、

プロジェクト全体に影響を与える場合があります。

「たまに」なので、そこまで多くはありません。

だからこそ、知恵として重宝される考え方です。

フランジを切り込む

機器の詳細設計が進まない段階では、「フランジの切込み」が大活躍します。

機器設計が決まっていないけど、P&IDは作成しておりおおよその仕様は決まっているという段階です。

これはプロセスエンジニアの仕事は終わっているけど、機械設計エンジニアの仕事が止まっているパターン。

私から言わせると、「仕事をサボっている」段階です。

というのも、機械設計エンジニアの設計なんて1日~2日あればある程度終わりますからね・・・。

それは良いとしても、機械設計エンジニアが機器設計書(いわゆるDQ)に時間を掛けているのは事実。

機械設計が止まり、機器の仕様を確定できないために配管図が進まない。

そんなときこそ「フランジ切込み」です。

機器の仕様がある程度決まっていて、例えば渦巻ポンプとかキャンドポンプなどと確定しる段階で、不確定な要素は

機器メーカーの違いによる配管取合い

このレベルなら配管フランジを近くで切り込んでおいて、配管設計を進めればいいです。

機器から配管を追い出したい図面屋からしたら嫌がられますけどね^^

とにかく見積比較

機器の基本設計が進まない段階では、とにかく見積比較をしてみるというのも手です。

このケースはプロセスエンジニアの手が止まっている状態。

渦巻ポンプなのかキャンドポンプなのかも決めきれていない段階です。

というよりは、ポンプの仕様はプロセスエンジニアが決めるのではなくて、機械エンジニアが決めたいところです。

基本設計がポンプの仕様で止まっていて提示できない。

その結果、機器の詳細設計が遅れて、配管設計が遅れて・・・

という流れも普通に起こりえます。

こんな時は、とにかくメーカーに見積を出して比較をしてみるのが一つの手。

仕様が決まっていなくても、複数のメーカーに見積を出すための仕様書さえ作れば実現可能です。

メーカーの見積を元に、可能な仕様や金額・納期などの情報が分かります。

どちらでもいいけど決め手が無いから基本設計が完成しない

という時の強烈な決め手として、「メーカーが対応できない」というものがあります。

ユーザーエンジニアが妄想であれこれ考えても、現実的に対応できないと意味がないですからね。

最後に

機器の仕様を確定できない段階で発注するコツについて紹介しました。

機械設計で止まる場合はフランジを切り込む・プロセス設計で止まる場合にはとにかく見積比較をする。

前に進めるという強い姿勢が大事です。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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