【特殊継手】鉄やステンレス配管の異径フランジってどんなもの?

配管配管

NEONEEETです。

ここに異径フランジを付けてください。

分かりました!(この人、意味わかって指示しているのか?)

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、鉄やステンレス配管の異径フランジについて知ることができます。

鉄やステンレス配管の異径フランジ

今回の記事では、鉄やステンレス配管に接続する異径フランジについて解説します。

異径フランジってそもそも聞いたことがない人もいるかもしれません。

グラスライニング配管やフッ素樹脂ライニング配管の世界ですからね。

考え方としては結構あっさりしたものですが、「知恵」のような扱いです。

構造や特徴を説明します。

異径フランジの構造

異径フランジの構造を下のイメージに示します。

40Aの配管に20Aの配管を接続するための、異径フランジ例です。

レデューサや異径チーズと同じく「40A/20A」という書き方をします。

異径フランジは、盲フランジに穴を開けた構造をしています。

40A/20Aの異径フランジなら、40Aの盲フランジに20Aの穴あけをします。

簡単な構造でしょ?

「盲フランジを使う」というのが盲点でしょうかw

レデューサとの違い

異径フランジとレデューサの違いを見てみましょう。

レデューサは以下のようなイメージですよね。

異径フランジに対してレデューサは以下の特徴を持ちます。

  • 圧損が少ない
  • 面間が長い

レデューサは口径の「絞り」が異径フランジよりも滑らかなので、圧損は当然少ないです。

圧損が高いことは運転上はできるだけ避けたいところ。

だからこそ、口径を絞る時は一般的にレデューサを使います。

滑らかに絞る分だけ、面間は長くなります。

既設改造時に大活躍

異径フランジはそもそもどんな場合に使うでしょうか?

「面間を小さくしたい」場合ですよね。

どんな場合に面間を小さくしたいでしょうか?

既設配管を改造する場合がほとんどです。

今回の例では40Aの既設配管があって、ここから20Aに絞らないといけないという場合です。

特に高さの制約が厳しい場合として、設備間の構成位置が決まってしまっていたり、液たまりを極小化したい場合があります。

液たまりは化学工場では需要が大きいですよね。

ここで、レデューサしか思いつかないと「液たまり量はこれが限界!」って思考停止してしまいがちですが、

異径フランジを付けるとさらに削減することが可能です。

柔軟な発想をしたいですね。

最後に

鉄やステンレス配管の異径フランジについて紹介しました。

異径フランジは盲フランジに穴あけ加工をしたもの。

面間は小さいですが圧損は高くなります。

既設配管から改造するが距離が取れない場合に使います。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました