【金額】化学工場の設備を海外調達するときの注意点

金 予算 見積調達部

NEONEEETです。

時代は海外だ!

20年以上前のことをいまさら・・・?

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、化学工場の設備を海外調達するときの注意点について詳しく知ることができます。

化学工場の設備を海外調達するのは安いから

化学工場の設備を海外調達するのは「安さ」つまりコストに目を向けています。

20年以上前に海外に工場を建てた企業も、大半は「安さ」を求めてのこと。

その後、どういう展開になったかは企業によって大きく変わりますが^^

このコストを化学工場の設備という面で解説します。

人件費が50%以上安い

海外で製品を調達する場合、人件費の安さに目を向けます。

日本より人件費の安い場所で作れば、工数は当然下がります。

化学工場の設備加賀君の場合は「製作費」という項目に計上されます。

同じ設備を日本の会社と海外の会社の2つで競争見積を取ると良く分かります。

例えば500万円のタンクがあった場合、日本では人件費は200万円のオーダーです。

これが20年前の中国では人件費が約1/10つまり20万円程度。

安すぎますよね^^

今では1/3~1/2のレベルまで高騰しています。

それでも100万円程度のメリットがあります。

人件費が安い地域で制作する場合、作業効率が低くて製作日数が伸びる傾向にあります。

とはいえ、設備を作るために必要な日数が多少伸びても、単価が安ければ、人件費は安くなります。

材料費が安い

海外調達をする場合、材料費も安い傾向にあります。

これは材料を作る会社の人件費も安いからですね。

というよりは単純に物価が安いという表現の方がいいでしょうか。

地域によっては日本と同等の材質を調達できるとは限りません。

その分、日本よりも材料費が上がる可能性があります。

そこは運転条件と材料の耐食性、運転管理やメンテナンス体制との相談になります。

輸送費が高い

海外で設備を製作する場合、輸送費は当然高いです。

日本の場合、島国という特徴から国外で設備を調達する場合は海送に頼ります。

海上輸送はコストが急に跳ね上がります。

化学工場の設備の場合、熱交換器のような小物だとコスト面では有利です。

タンクの場合は空気を輸送しているに近いという表現をします。

また、化学工場の設備の場合、オーダーメイドで数量が少ないため

輸送費の削減しろがほぼありません。

大きなコンテナに1基だけ設備を入れて輸送する

なんていうもったいない構図も出てきます。

欧米から調達する場合は、このコストが非常に高価になります。

汎用的なポンプなどを部品単位で大量に輸送して、日本国内で組み立てる場合は

輸送費を削減できる可能性があるでしょう。

管理費が高い

化学工場の設備を海外調達する場合、管理費が上がります。

人件費が安い国で作る場合は、現地で制作が進んでいるかどうかを確認するために

監視人のコストが乗ります。

純粋な人件費が管理費としてプラスされます。

例えば、1か月50万円の監視コストが乗ると

日本で500万円のタンクを200万円で作れる国があっても、

製作日数が6か月を越えると、海外で作る方が損をします。

200+50*6=500

という計算ですね。

欧米などの先進国の設備を購入する場合は、部品管理のコストが乗ります。

欧米からの調達は部品での大量輸送を前提とした設備なので、ポンプなどの動機器に限定されます。

これは当然ながら故障していくので、メンテナンスのための部品を定期的に調達しないといけません。

これが管理費としてプラスされます。

最後に

化学工場の設備を海外調達するときの注意点について紹介しました。

人件費が安い・材料費が安いというメリットはありますが

輸送費が高い・管理費が高いというデメリットがあります。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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