【工事器具】鉄はガスで切れるがステンレスは切れない

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NEONEEETです。

溶接の開先成型方法で特に重要な一般知識を紹介します。

鉄はガスで切れるが、ステンレスは切れない

溶接だけでなく配管工事全般に言える基礎的な知識です。

切断方法はガス、機械、アーク切断、プラズマ

機械加工の中でも切断について紹介します。

これは溶接の開先成型でも同じ考え方ができます。

切断方法は大きく4種類あります。

ガス、機械、アーク切断、プラズマです。

機械切断が基本

金属の切断は機械切断が基本でしょう。

人力でも自動でも、硬い刃物で金属を切断することは可能です。

これは鉄でもステンレスでも可能です。

ここを最初に抑えるのが大事。

ガス切断は鉄系の金属に使い、ステンレスには使えない。

機械切断は実は制約条件があります。

例えば、現地にとりついている配管やサポートを切断するときに、機械切断はしにくいです。

人力なら可能という程度だと思います。

自動機械を現場の特に高い位置に持っていくのは大変です。

そこでガス切断という考えがあります。

ガスで炎を作り、その炎で金属を溶かし、酸素で吹き飛ばすという考え方です。

炎と金属が反応するためには、鉄が最も簡単です。

鉄は錆びやすいからですね。

一方、ステンレスは錆びません。錆びないからこそ、ステンレス。

そのステンレスに炎を掛けても、酸化反応はしません。だから溶けません。

だから、ガス切断は鉄には使えるが、ステンレスには使えません。

現場で配管切断をする場合に、ステンレスは選択肢が少なくなります。

プラズマ切断はステンレスに使える。超高温

プラズマ切断は、金属を20000℃以上の超高温に上げて溶かす手法です。

プラズマガスを発生させて、それを金属に当てて溶かします。

使う機会があるとすればオーステナイト系のステンレスくらいでしょうか。

鉄ならば無理してこのような装置を使わなくても、ガス切断ができます。

プラズマ切断用の専用機械が必要なので、汎用性は低くなります。

アーク切断はガス切断とプラズマ切断の中間

ガス切断は炎で切断、プラズマ切断はプラズマで切断。

アーク切断は工具と金属の間にアークを発生させます。

アーク溶接と同じ発想です。

炎でも無ければプラズマでもなく、電気の力で切断するという方が良いでしょう。

アーク切断は一部用途のステンレスと一部用途の鉄に使えます。

とはいえ、条件が例外的な物なので、そういう物もあるという解釈で最初は良いと思います。

切断強さランキング

切断する力を勝手にランキングにしました。

切断される金属に加わる熱量で比較しています。

  • 機械 < ガス切断 < アーク切断 < プラズマ切断
  • 機械 <  炎   <   電気  <  プラズマ

切断の動力が違うと、簡易的に解釈しても良いと思います。

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