【教育】化学工場の化学屋は3年でプロフェッショナルになる

図面,現場キャリア

NEONEEETです。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象としています。

この記事を読むと、化学屋の成長速度が機電系設計者・プラントエンジニアよりも速いことが分かります。

結論

今回のテーマの結論は以下の通りです。

化学屋は遅くても5年で一人前になり、異動して経験を積みます。

機電系設計者・プラントエンジニアは5年で一人前にならず、異動することはあまりありません。

はじめに

化学屋の化学工場でのキャリア例をいくつか紹介します。

仕事で関わった範囲内で勝手に評価もしてみます。

化学屋のキャリア例

私の化学工場の化学屋の代表例3ケースを紹介します。

ABC
研究5年プロセス設計5年運転4年
運転3年研究3年プロセス設計2年
企画3年運転3年
運転3年

いずれも5年程度で異動していることが特徴的。

特に最初は5年という期限を設けていますが、以降は綺麗に3年で異動しています。

最初だけ3年でない理由

これは分かりやすく「社会人として会社の一般的な常識に慣れる期間」を想定しているのでしょう。

特に最初の1年~2年目は、勉強期間です。

機械屋は露骨にその期間を取っていますが、化学屋でも多少の傾向はあるのでしょう。

通常は3年で異動する理由

3年で異動するのは、下記の行動パターンを期待されているからです。

  • 1年目は状況を把握し
  • 2年目は自分の好きなように取り組み
  • 3年目は次の人に引き継ぐ

だいたい3年目の引継ぎが上手いこといかずに、引継ぎ後の1年目は悲惨なことになります。

工場は1年サイクルで運営しているので、1年経過しないと全容を把握するのは難しいでしょう。

残業ありきの設計

3年で異動するのは、3年で一人前になるという前提があるからです。

10,000時間の理論を借りるとおかしいですよね?

5年で10,000時間です。

3年で10,000時間になるでしょうか?

答えは簡単です。No

では、どうやって3年で10,000時間を達成するでしょうか?

残業するしかありません。

これを当然のように考えている会社は、日本には何社も存在しています。

3年で10,000時間なら、1年で3,333時間、1か月で278時間。

1か月20日勤務とすれば1日13.9時間。

8時から勤務すると22時に勤務終了。

恐ろしいですね。

確かに私も昔は22時くらいまで残業していました。

今でも若い人は22時くらいまで残業しています。

でも、これでいいのでしょうか?

機電系設計者・プラントエンジニアは3年一人前の意識が薄い

機電系設計者・プラントエンジニアは3年で異動することはあまりありません。

機電系設計者・プラントエンジニアの人数は少なく、異動するポジションが少なく、人の入れ替えが難しいです。

化学屋に比べれば機電系設計者・プラントエンジニアは1/5程度くらいの人数しかいません。

だからこそ、機電系設計者・プラントエンジニアは異動が少ないと割り切って、異動やそれまでのキャリアプランを考えない行動をします。

3年で一人前になるという思考も薄いです。

それが異動を遠ざける要因となります。

数が少ない → 異動しない → キャリアを考えない → 異動させにくくなる

悪循環です。

おわりに

化学工場の化学屋は普通は3年で異動します。

その3年で一人前になることを期待された異動です。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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