化学工場の機電系エンジニアの特徴的な考え方

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NEONEEETです。

化学工場の機電系エンジニアにありがちな考え方を紹介します。

基本的に優柔不断で頭が固い思考です。

私はこれらの考え方が基本的に嫌いです。

もっと柔軟に最速で仕事をすれば楽になるのに。

個人としてはそう思っていても、組織としては動きが遅くなります。

その組織がどんな風潮であるかを知るためには、個々人の考え方を知ると良いでしょう。

化学工場の機電系エンジニアの特徴的な考え方

責任感が高い

化学工場の機電系エンジニアは責任感は高いです。立派なこと。

無責任感をぷんぷん匂わせる職場とは大違い。

でも責任感が高くても問題はあります。

  • いつも同じ質の仕事をしないといけない
  • 依頼があったら全部対応しないといけない
  • 時間を無制限に使って考えないといけない

こんな仕事の仕方をするエンジニアが多いです。

一言で言うと「頭が固い」「融通が利かない

様々な要素を組み合わせて合理的な解決法を見出す設計とかエンジニアという本質を見失った人が本当に多いです。

学校の試験のように明確な答えがあってそれを見つけるのが設計とすら思ってる感があります。

設備が故障したらとにかく復旧しないといけないと頑張るのは良いのですが、これが過剰残業に繋がりやすいです。

機電系エンジニアが建設プロジェクトを終えたり定修を終えた時に「ホッとする」という単語を出しますが、責任感の現れでしょう。

経験が浅いうちはプレッシャーも高いですし、そもそもどんな工程があるのかも把握できていないですからね。

私はここで100%燃え尽きるような仕事の仕方は推奨しません。

ユーザー系の設備エンジニアの仕事はメカコンではなく、その後の安定生産にあります。

設備の異常や合理化など本来の設計のおかしな部分に目を向けて、次のプロジェクトで同じ問題を起こさないようにどうするべきか。

これを考えるのがエンジニアの本来の価値です。

会社の事情を察しない

化学工場の機電系エンジニアは会社の事情を察しようとしません

情報が入ってきにくい末端部門だから仕方はない面があります。

間接部門全体に言えることでしょう。

本社で事業計画が複雑で決心が遅れる → 工場の企画部門の判断が遅れる → プロセス開発が遅れる → 生産部の判断が遅れる → 短い時間で機電系エンジニアに養成が来る

この辺りの構図を察しようとしません。というよりできません。

機電系エンジニアは生産部だけをお客さんと思い、生産部が悪いから自分たちが割を食っているという思考に行きがちです。

もう1歩視野を広げてプロセス開発が悪いくらいまで見れるようになれれば、優秀な方。

生産部やプロセス開発部門がどれだけのプレッシャーでどれだけのことを考えて、機電系エンジニアに最低限の依頼をしているのか。

考えようとしないのが機電系エンジニアです。

「今日中」「ざっくり」といった表現に抵抗感があるエンジニアは多いでしょうが、それに対応する業務の合理化など考えているでしょうか?

職場全体で変わらないと意味が無いから仕方ない、なんて諦めていませんか?

こういう機電系エンジニア、多いですよ。

プランBを考えない

化学工場の機電系エンジニアはプランBを考えない傾向がとても強いです。

これにはいくつか理由があります。

  • 多くの選択肢を考える発想力が無い
  • 時間が無い
  • 失敗したくない

プランBを考えない最大の理由は発想力の乏しさにあります。

○○という問題なら××だ!

というような1:1のQ&A的な発想で物事を解決する傾向が強いです。

一度そのパターンがはまれば次も同じパターンで。

成功例がどんどん出来上がっていくと、他の方法を考えずに保守的になりがちです。

ここには時間のなさも関係してきます。

生産部から早く・ざっくりでいいからという表現で依頼を受けることがあるでしょう。

いろいろな選択肢を考える余裕すらでてきません。

その割に、化学工場の生産設備では失敗は許されません

そうするとわざわざ冒険して別のプランを考えようなんて方向にはなかなか進みませんね。

プラン変更に対応できない

機電系エンジニアはプラン変更にとても弱いです。

プロジェクトレベルなら1~2年掛かります。

最初にマスタースケジュールを作りますが、建設レベルでなければ見直しや軌道修正なんてほとんど行いません。

そうしなくても物事が進んでしまうからです。

それを繰り返していくうちに、プラン修正という作業すら忘れていきます。

  • 設計スケジュールが遅れていようが
  • 設備調達納期が遅れそうだという情報があろうが
  • 工事直前で資料を請求されていようが

仕事の仕方を見直すという方向にはいきません。

自分の仕事はこれだ!A→B→Cの順番に仕事をしないといけない!だからこれだけ時間が掛かる!

こんな感じの発想しかないエンジニアがかなり多いです。

力の抜き方を知らない

機電系エンジニアは融通が利かないと書きましたが、これと同じ意味で力の抜き方を知りません。

その業務のポイントがどこにあるのか見抜くのに時間が掛かる面はあります。

とはいえ、以下の要因の方が強いと思います。

  • 自分が付加価値を与える要素が少ないから、付加価値を与えようと努力したい
  • 仕事の体系や要求事項を理解してない
  • 個人的な興味としての技術的な事項を調べることを優先する
  • 上司や周りの人に相談するのが悪だと思っている
  • そもそも何が問題どんな質問をすればいいか分かっていない。 
  • 相談するためには綺麗な書類を作らないといけないと思い込んでいる

こういう人に「分からなければすぐ相談」って言ってもなかなか綺麗には行きません。

傾向として大学や大学院で努力した人ほど陥りやすいです。

昔は残業時間でカバーできたのですが、最近はそれも難しくなっていますね。

賢く効率的に仕事を処理しようとしたら、1人で考えすぎるのは個人としても組織としても害の方が大きい。

今からこういう雰囲気を組織全体で形成するためには、5~10年は掛かるでしょうね。

言われたことだけやればいい

機電系エンジニアは言われたことだけやれば良いという風潮が強いです。

どこの職場でも同じような風潮はありますが、ニュアンスが違います。

生産部が出してきた表面的な要望に応えるだけの対応しかしないという意味です。

ポンプの更新の見積をしてほしい

なんて話があれば、ポンプの型式を調べて必要な工事費を算出して終わり。

多いですよ。

  • そのポンプがどんな工程でどんな条件で使っているのか
  • そのポンプを更新しないといけない理由は何か?
  • 少しでも得をする(寿命を延ばす・費用を下げる)ためにできることは何か?

こんなことを考えつつ、最適な見積プランを提示できる人はあまりいません。

考えようともせず機械的に処理するだけ。

機械エンジニアっぽいですね。

能力的な面と時間的な面が強いですが、提案しても無駄という雰囲気もあるでしょう。

機電系エンジニアが見えている世界は狭いから、生産部にとっては得にもならない提案だと却下される確率が高いですからね^^

設備が壊れたら応急対応をして予備品を買えばいいで終わる保全も典型例。

合理化や長寿命化という思考にはなかなか至りません。

これなら単なる手配屋です。

仕事の前倒しをした方が良い理由

化学工場の機電系エンジニアにありがちな考えかたをまとめてみましたが、こういう条件で頭一つ飛び出るために具体的にできることはこの1つでしょう。

前倒しで仕事をする

とても大事なことです。

速度重視で仕事をする、即返事をするなんて言い方でもOKです。

前倒しをすることのメリットはいくらでもあります。

  • 軌道修正がしやすい
  • 残業時間を減らすことができる
  • 信頼を得やすい
  • 各個の仕事に集中しやすい
  • イレギュラーに対応しやすい

時間を掛けても付加価値が加速度的に増えるわけでもなく、コミュニケーションコストが増大する可能性の方が高い。

それなら即答即決で方向性を軌道修正しながら進める方が良いでしょう。

1つ1つの案件を確実に終わらせたいという思考では対応できません。

複数の案件をコンカレント的に進めないと。

機電系エンジニアのプロジェクト何てまさにコンカレントの塊。

プロジェクトをこなすほど前倒しの思考も強くなっていくはずですが・・・。

仕事を前倒しで行うと暇になって別の仕事を与えられるから嫌、って思う人は多いでしょう。

私の場合はそんなことはありませんでした。

そこを超越するくらい前倒しをしていたかもしれませんが・・・。

特定の1人に過剰に仕事を与えても、会社としてはリスクが増える方向ですからね。

心配しなくて良いと思いますよ。

仕事の前倒しが難しい理由

前倒しをした方が良い理由はいくらでもあるはずなのに、実際に前倒しで仕事をする人は少ないです。

なぜでしょうか?

  • 別の仕事を追加で振られる
  • 個人の余力が足りない
  • 目立ちたくない
  • 残業代で稼ぎたい
  • 検討不足と突き返されると思い込んでいる

個人の問題だけでなく組織の問題も見え隠れします。

よく言われるのが残業代で稼ぐという思想ですが、機電系エンジニアに限ってはその傾向は少なくなっていくでしょう。

大手では残業規制はかなり進んでいます。プラントエンジや中小企業はこれからでしょう。

個人の思い込みが組織の風潮を形成するので、個人が変わらないとなかなか難しいですね。

最後に

化学工場の機電系エンジニアの特徴的な考え方をまとめました。

頭が固い・融通が利かない・遅い。

工場内で競争相手を意識しないで良い仕事だからこそ、ぬるま湯的な発想で過ごせてしまいます。

それで良いかどうかは意外と悩みます。

大手企業なら逃げ切り戦略も可能ですからね・・・

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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