【設備投資】化学工場の予算見積は高めに出したい

金 予算 見積見積

NEONEEETです。

この記事は、化学工場のエンジニア・企画部門を対象にしています。

この記事を読むと、化学工場の設備更新時における設備投資見積の進め方の注意点を知ることができます。

結論

化学工場での予算見積は若干高めに出したいです。

ところが、見積のテクニックを知らない人が増えて、低めに出る傾向が強いです。

はじめに

化学工場の設備は20年・30年と使い続けます。

この設備を老朽更新する計画が出た時に、設備投資額を見積することはエンジニアの仕事。

ここで適正なコストで見積することが、重要であることは言うまでもありません。

高めに見積もりたい

設備投資額を見積するとき、普通は高めに見積をします。

自分の懐にお金が入るわけではありませんが、不足するより余る方が安心だからです。

余った場合は返却すればいいですが、足りない場合は再申請をしないといけません。

再申請をしようとすれば、色々理由を説明しないといけませんね。

そういう面倒は誰もが避けたいと思っています。

投資額が膨らむと、会社の経営を圧迫したり、別の投資案件をあきらめざるを得ないかもしれません。

でも、そんなこと社員のほとんどの人は興味を持っていません。

そんなことに目を向ける余裕などありません。

低めに見積もってしまう

高めに見積をしたいと言いつつ、見積の方法はあまり多くはありません。

  • ラング係数を用いる方法
  • 積算

ラング係数の方が、見積速度は速いですが、精度はいまいちです。

適正な投資コストという思考があると、積算に頼りがちです。

ところがこの積算には、テクニックが必要です。

積算をする場合、必要な見積内容を漏れなくピックアップする作業が必要です。

これを素人がやるとどうなるか。

確実に抜け漏れが起こります。

この抜け漏れが起こると、当然ながら低めの見積になります。

見積内容を審査できる人がいない

見積担当者は自分が100%漏れがないと思い込みます。

ところが、見積担当者は実際の工事や設計を知らずに、不足する傾向が強いです。

それを見抜くのは審査者の役目。

ところが、この審査をできる人は非常に少ないです。

見積担当者が何も説明しなかったり、出した書類を見て何となく判断する。

こういう人だらけです。

  • 過去の類似の投資と比較する
  • 主要物量の見積をプレゼンさせる

こういう対面による審査、面接が重要だと思います。

化学工場の見積における物量は、現場に左右されます。

配管の物量を調べようと思うと、現場に依存する部分がどうしても出てきます。

配管をゼロから延長する場合は問題ないですが、

既存配管を撤去したり延長したりする場合がほとんどで、これが物量に影響します。

どこまで撤去するか延長するか、現場を見ている人しか判断できないからです。

  • 見積の仕方を知らずに現場だけを眺めて見積をする人
  • 現場を見ずに、図面だけを見て、実際とずれた見積をする人
  • 具体的な数字を議論せずに、一般論だけで機械的に見積をする人

コンピュータ的というか、融通が利かないというか、自分を疑うことを知らないというか、

頭が固い人が多いエンジニアが多いのが、私の印象です。

おわりに

異なる会社間でも見積、例えば物品購入や工事注文など、では見積の精度が命です。

ところが、ユーザー側の機電系設計者・プラントエンジニアは、その見積の精度が低くても咎められる確率は低いです。

簡単にいうと、ザルです。

そんな仕事でも給料がもらえるから、精神的には非常に楽です。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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