【アナログ】回転数変換ができるバイエル減速機

機械化学機械

NEONEEETです。

回転数変えたいのでインバータ付けてください

バイエル減速機は駄目ですか?

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、バイエル減速機について知るとができます。

バイエル減速機は古い

今回の記事では、バイエル減速機について解説します。

バイエル減速機は古式ゆかしい回転数変換方法です。

それでも現役で活躍していますので、特徴は理解しておきたいですね。

回転数を変える

バイエル減速機は回転数を変えることができます。

構造は下の図のとおり。

赤色の入力と青色の出力の間に、コーンディスクを挟んでいます。

コーンディスクの位置をハンドルを使って調整することで、出力に伝わる回転数を変化するという仕組みです。

低速の場合と高速の場合で、コーンディスクの位置が変わることで、

フランジディスクに加わる回転数が変わります。

入力が例えば1800rpmのモーター回転数で出力が100rpmまで回転数を落としたい、

という場合に使います。

これだけならサイクロ減速機も同じです。

バイエル減速機は回転数をある程度変換することができます。

運転条件に応じて100rpmや200rpmなどある程度の幅を持たせたいときに使います。

これが大きな特徴。

サイクロ減速機だと減速比が1つに決まってしまうので、例えば100rpmなど1つの回転数に固定されます。

運転時にしか調整できない

バイエル減速機の注意点を紹介します。

バイエル減速機の速度調整は運転時にしかできません。

バイエル減速機の運転を止めた状態で、コーンディスクの調整を変えようとすると故障する可能性があります。

古い設備だからこそ、使い方を知らないで壊す可能性がありますね。

街中の電話ボックスと同じです。

バイエル減速機は安い

バイエル減速機はコストが安いのが大きな特徴。

対抗馬であるインバータでの回転数調整と比較します。

  • インバータが不要だから、制御盤が不要
  • 耐圧防爆モーターが不要で、安全増防爆モーターが使える
  • DCSなどとの信号接続が不要

バイエル減速機は減速機単体で見るとインバータモーターとの差があまりありませんが、

制御盤やDCSとの取り合いを考えると、トータルではバイエル減速機の方が安くなります。

バイエル減速機やインバータで速度調整がいつでもできる!

って言いながら、実際には一度調整すると回転数を変えることはあまりありません、

インバータで計器室で回転数を調整することは便利ですが、その便利さが本当にメリットに繋がるかどうかは疑問です。

こういう考え方の場合は、バイエル減速機を使用する方が良いケースもあります。

最後に

バイエル減速機について紹介しました。

バイエル減速機は回転数の調整ができて。投資金額が安いです。

運転時にしか回転数が調整できないという注意事項もあります。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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