【66,000V・3,300V・400V・200V・100V】バッチ系化学工場の電圧系統

電気電気設計

NEONEEETです。

この記事は、化学工場の運転員・機電系設計者・プラントエンジニアを対象としています。

この記事を読むと、バッチ系化学工場の電圧系統について知ることができます。

結論

バッチ系化学工場で一般的な電圧系統は

66,000V・3,300V・400V・200V・100V

はじめに

電気の話は、ほとんどの人は理解していません。

電気を知らない大半の人はそもそも勉強する気がない。

電気を知っている工場の電気専門家が素人に教えるのが下手。

という状況がどこの工場でも多いのではないでしょうか?

そこにチャレンジする企画です。

電圧系統

電圧と水圧は近い

電圧は電気を送る圧力です。

ポンプで水を送る時と、電気を流す時というのは、かなりの相関性があります。

ポンプの水圧に相当するものが、電気の電圧です。

ポンプの水圧は、数パターンしかありません。

バッチ系工場では、建屋の高さ・プロセス設備の取り扱い圧力が数パターンしかないからです。

電気の電圧はその種類が非常に豊富です。

電圧が高いと電流は少なくて済む

電気を送るということは電気のエネルギーを送るという意味です。

電気のエネルギーとは

電流×電圧

電圧が高いと、同じエネルギーを送るのに電流が少なくて済みます。

これが電気ロスに直結するため、電流が少ない方が好ましいです。

ポンプで水を送る時にはこの辺は少し違います。

ポンプで水を送る時に水に加えるエネルギーは

流量×揚程

で決まります。

揚程を上げ操作が意図的にできるわけでなく、

配管抵抗を上げることで流量が下がり必要な揚程が上がるという関係になります。

電気の場合は、電圧を意図的に変えて電流を変えることが可能です。

ここが違い。

電圧系統図

電圧系統図として下記のような図面があります。

これだけを見て、簡単に理解できますか?

工場の電気担当者が我々に説明する時って、

これを見て理解してください

というだけです。

あまりにも一方的。自己中心的。

今では考え直してくれているでしょうか?良く分かりません。

66,000V・3,300V・400V・200V・100V

66,000Vというのは工場の入口の電圧です。

いわゆる特別高圧という区分になります。

これを各プラントなどに振り分けます。

私の工場では3,300Vが多いようです。

高圧という区分になります。

そこからプラントの各設備に対して、電圧を落として振り分けます。

昔の工場では200V、最近の工場では400V。

100Vはほとんどありません。

これらは全て低圧という区分です。

おわりに

バッチ系化学工場では電圧系統は66,000V・3,300V・400V・200Vで分かれます。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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