【意外な変化】20年で変わった化学工場のプラント設計環境

図面,現場働き方

NEONEEETです。

この記事は、化学工場の機電系設計者・プラントエンジニアを対象にしています。

この記事を読むと、化学工場のプラント設計の変化について知ることができます。 

変わらない日本

私がよく使う表現である「変わらない日本」

いや、本当に変わりませんね。

ハード面はまだ何とか変わりますが、ソフト面は本当に変わりません。

人間の意識です。

働き方です。

変わりません。

凄いです。感心します。

これが私が日本の典型的な会社に対するイメージ。

当然ながら、化学工場のプラント配管設計も同じです。

そう思いますが、この20年を振り返ってみると、意外と変わっています。

今回はこの20年でプラント配管設計で変わったことを紹介します。

図面作成では紙が根強く残っているため変化は遅いですが、速度はゼロではありません。

20年で変わったプラント設計環境

製図テーブルがなくなった

設計事務所には昔は大型の製図テーブルがありました。

私が入社したときにも、事務所に1台設置されていました。

昔は個人ごとに設置されていたのでしょう。

この20年で、紙の図面を保管して運用する機会が劇研したために、製図テーブルも撤去されました。

後半は単なる物置台くらいにしか使われていませんでした…

時代の移り変わりを感じますね。。

図面テンプレートがなくなった

図面テンプレートとは〇・△・□などを手書きするためのひな形です。

これも入社当時は配布されていました。

数回しか使ったことがありません。

というのも、手書きで正式図を書く機会がなくなったからです。

  • 正式図作成前の概念図であれば手書きでOK
  • 正式図はCADで書けばOK

この考え方が普及したからです。

紙でデータを保管するデメリットから、紙で資料を発行する必要性がなくなってきたのですね。

今でも、A1やもっと大きなサイズの紙の図面は残っていますが、

1年に1回使えば良いくらい。

10年間以上見向きもされない図面も山のようにあります。

三角スケールを使う機会が減った

三角スケールというと、三角定規と勘違いされる方もいるでしょう。

断面形状が三角形で、6種類の縮尺が付いている定規です。

これも使う機会は減りました。

紙の図面の縮尺を、定規で読み取るという方法を取る機会が減ったからです。

過去の図面は電子データ化されたからですね。

CADで計測する方が、よっぽと早く確実です。

私も、三角スケールは保有していますが、ノートパソコンを傾ける道具としてしか使っていません。

キーボードが机と少し角度が付いている方が、入力しやすいですからね ^ ^

どうでもいいことですが、コンベックススケールは現役で使用しますね。設計者にとって現場の必須アイテム

手書きができないエンジニア

20年でのプラント設計の環境を整理してみると、

紙の需要が減った

といえるでしょう。

この弊害は当然あります。

フリーハンドで図を書けるエンジニアが激減しています。

フリーハンドだと人に見せれるレベルの図面でなくても、平気で提出してくる若手ばかり。

フリーハンドだから汚くても仕方がない

と割り切ってしまって、丁寧に書くということすら放棄しているエンジニアもいます。

CAD担当者以外はCADソフトすら配布されなくなっているので、エンジニアで図面を書く機会も減っているのは確かです。

それでもExcelで書くことは可能です。

これすらできないエンジニアだらけ。

  • Excelで図面を作ると時間がかかる
  • 線の太さや塗りつぶしなど図面作成のルールを意識せずに、イメージ図だけを作るエンジニア
  • フリーハンドだとみるに堪えない
  • フリクションボールペンを使って、何度も書き直して汚い

これが化学工場の若手エンジニアに共通する特徴です。

歴史を知らない・過去の仕事の仕方を考えない・今しか知らない

こう言われても仕方がありません。

こういう状態だと、教育には時間がかかりますね。

最後に

紙の削除・電子データ化が進んだ結果

プラント配管設計にも影響が出ています。

図面製図という基本をも脅かす変化です。

この変化を冷静にとらえて、対応していきましょう。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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